臍からキノコが生えた日には

例えば人間、川に落ちればカエルの子。

「世の中、ムダで出来ている。」

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仕事をしているとき、

本を読んでいるとき、

ゲームをしているき、

研究をしているとき、

ブログを書いているとき、

絵を描いているとき、

何かをつくっているとき、

子育てをしているとき、

 

ふと、自分が今やっていることは、

意味があるのかと考えてしまうことがあると思う。

 

こんなこと、何かの、誰かの役に立つのだろうか。

 

食べる時間や寝る時間、疲れているのに休めない時間を

削ってやっている、このことに。

 

何でこんなことを一生懸命にやっているんだろう。

 

って思う時が何周期かに一度、頼んでもいないのに、

向こうから訪ねてくる。

 

でも、

 

それは、その時だけの自分を見ているからなんだと思う。

 

世界には、約70億人の人がいる。日本には、約12600万人の人がいる。

 

あと何年、何十年、何百年かしたら、いや、もしかしたら今日明日かもしれない。

この中の誰かの役に立つことが、今、やっていることかもしれない。

とても、とても、意味のあることかもしれない。

 

世界は、単一のプログラムで動いてる訳ではないし、自然現象である。

風が吹けば、桶屋が儲かる。

ブラジルの1匹の蝶の羽ばたきはテキサスで竜巻を引き起こすかもしれない。

 

たまたま、無意識に行った行動だって、誰かに影響を及ぼしている。

 

ましてや、今、やっていることは、自分の意思で行動していること。

世界に影響がない、なんてことは、絶対にありえない。

 

ほんのちょっと、無意味に思っただけ。

人は、どうしても考えてしまうものだから。

 

やっている行動には、意味がある。

ただ、それが今、すぐに結果が見えない、すぐにわからないだけ。

見えない、わからないは、不安や恐怖でもある。

もしかした、後生、役に立つことかもしれないのに。

 

でも、

うれしいこと、楽しいこと、一生懸命なことは、

時間を忘れる。不安や恐怖を感じない。

考えることすら、忘れてしまう。

 

自分は、何が好きだったのか。

楽しいって何だったか。

 

今、やっていること、自分の意思によって至ったこと。

それは、とても楽しくて、うれしいことだったに違いない。

だから、今、自分はこれをやっているんだ。

 

ムダなんか、世界中にあふれている。

今、自分が悩んでいることすら、ムダかもしれない。

 

ムダなことで、悩んでいる間に、

楽しんだ方が、人生は、絶対的に得をする。

自分も、身近な人も、

そして、今後会うかもしれない誰か、も。