『マシニスト | この映画に腹がHELL』
No.002 マシニスト
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ガリガリでどうしようもない機械工のトレバーは、劇中で一回だけ食事をとった。チキンらしきものを両手で持ってムシャムシャとかぶりつく。冷蔵庫から溢れる静脈血。あれ、これはもしかして入肉じゃないか?な〜んてちょっと思考変換も可能。もう、ガリガリすぎて、風呂場でおどけている姿が蛹から羽化した蝉のようで、もう短い命なんですね。
感心なことに、彼はよく手を洗う。ラスカルだってそんなに洗いますかって位に洗います。石鹸じゃ生温い!漂白剤じゃ!ブリーチをありったけ持ってこーい!おかげで、指紋鑑定なんてできるのか?って勘ぐる始末。映画観賞のあとは、ブリーチで手をよく洗いましょう。
そして、彼は眠らない。山猫ですか?いえ、彼はスナイパーではありません。機械工です。それじゃなんで眠れないのか?私が思うに、お腹が減っているからですよね。お腹減りすぎると、本当に眠れないんですね。お腹いっぱいの時なんかは、5秒で眠れるのに。だから、食べればいいのに、せっかく大きい魚を釣ったのに。モッタイナイ。まぁ、彼は眠ったら死にそうだけども。永遠に。そういった意味もあるのかな。
激痩せと寝不足で、だんだんと思考がおかしくなっていくトレバー。慢性的な寝不足は思考を鈍らせます。
人間、生きている限りは、きちんと食事をとって、しっかり寝ましょう。そう問いかけている映画なのではないだろうか?
引用元:wired.jp
そして、最も注意すべき点は、車の事故。運転はモチロン、道を渡るときは、きちんと確認した上で渡らないと、それこそ死へ一直線。眠らずに運転するなんて、もってのほか。眠いときはパーキングなどで、仮眠をとって、頭が冴えた状態で、道交法を守って運転しましょう。
そうしないと、ガリガリに痩せて、思考がおかしくなって、最終的には永遠に眠り続くけることになるかもしれません。
彼のように。