臍からキノコが生えた日には

例えば人間、川に落ちればカエルの子。

味覚クロニクル

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「アホ、わしはカンキノダケじゃ。」

 

 

なにやら腹部のあたりが忙しく動き出した、

その瞬間、臍から大量のきのこが無数に飛び出してきた。

いや、飛び出してきたというよりは、

ぬめりけのある液体に包まれて、

(ちょうどなめこ汁のような)

無数のきのこが絞り出されてきていると

表現した方がいいだろう。

 

今日の味噌汁も格別に美味しかった。

 

『健康』とは、かくあるべきである。